逆回転をオン・オフするストッパーが緩んでたかなー、とか思ったのですが、ネットで検索すると、ワンウェイクラッチというパーツにグリスが付着するとそのような現象になるようです。
テスト方法
・ストッパーをオフにします
・ハンドルを逆向きに勢いよく回転させます
・ストッパーを戻します
正常であればストッパーを戻した瞬間にロックがかかります(勢いで順方向に回ります)。私のリールの場合は逆回転を続け、回転が遅くなってきてようやくロックがかかります。ワンウェイクラッチが被疑箇所で間違いありません。ワンウェイクラッチはパーツとしての取り寄せはできず、修理対応のみになっています。自分で洗浄するしかありません。
分解してみます。自分でオーバーホールしたときにグリスをスプレーしたのですが、どうやらそれが過剰だったようです。グリスがたっぷり付着しています。
これ(↓)がワンウェイクラッチですが、外側にグリスが付着しています。はっきりとは分かりませんが内部にも侵入しているのでしょう。
ペットボトルのキャップにワンウェイクラッチを入れて、パーツクリーナーで満たします。軽く揺すってキレイにします。
乾燥後、リール用のオイルを吹き付けてから、元通りに組み立てます。
もう一度、テストをしてみるとちゃんとストッパーを戻した瞬間にロックがかかるようになりました。
ダイワのレガリスは決して高級なリールではありませんが、その分、気軽に自分でオーバーホールできますし、調整していくうちに愛着が湧きますね。レガリス2004、レガリス2506、レガリス3000と3台も持っているのでした。
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