2013年2月3日日曜日

【ノウハウ】リールメンテナンス・ワンウェイクラッチの洗浄

前回の釣行ではエギング用のリール(初代レガリス2506)がすこぶる不調でした。強めにエギをしゃくるとリールが逆回転してしまうのです。逆回転するとスプールにPEラインが、ぶわぁー、なって元に戻すのが大変。

逆回転をオン・オフするストッパーが緩んでたかなー、とか思ったのですが、ネットで検索すると、ワンウェイクラッチというパーツにグリスが付着するとそのような現象になるようです。

テスト方法
 ・ストッパーをオフにします
 ・ハンドルを逆向きに勢いよく回転させます
 ・ストッパーを戻します

正常であればストッパーを戻した瞬間にロックがかかります(勢いで順方向に回ります)。私のリールの場合は逆回転を続け、回転が遅くなってきてようやくロックがかかります。ワンウェイクラッチが被疑箇所で間違いありません。ワンウェイクラッチはパーツとしての取り寄せはできず、修理対応のみになっています。自分で洗浄するしかありません。

分解してみます。自分でオーバーホールしたときにグリスをスプレーしたのですが、どうやらそれが過剰だったようです。グリスがたっぷり付着しています。

これ(↓)がワンウェイクラッチですが、外側にグリスが付着しています。はっきりとは分かりませんが内部にも侵入しているのでしょう。

ペットボトルのキャップにワンウェイクラッチを入れて、パーツクリーナーで満たします。軽く揺すってキレイにします。

乾燥後、リール用のオイルを吹き付けてから、元通りに組み立てます。
もう一度、テストをしてみるとちゃんとストッパーを戻した瞬間にロックがかかるようになりました。

ダイワのレガリスは決して高級なリールではありませんが、その分、気軽に自分でオーバーホールできますし、調整していくうちに愛着が湧きますね。レガリス2004、レガリス2506、レガリス3000と3台も持っているのでした。



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