これ(↓)
いまカワハギ釣りに使っているのはシマノのソルティワンHG(左ハンドル)です。安いリールですが、ハイギアで左ハンドル、スーパーフリースプールで気に入ってます。釣行後に流水でじゃぶじゃぶ洗っているのですが、動きが固くなってきた感じがするのでオーバーホールしてみました。
簡単な構造のリールなのですが、初めてオーバーホールすると案外時間がかかります。
次にやるときのために、メモを残しておきます。
準備するもの。
・落ち着いたこころ
・ドライバ(小)
・Eリングオープナー(メインシャフトを外す場合のみ)
・ピンセット
分解開始。
ハンドルのネジのところを外します。
六角ナットが出てきます。スパナがあればいいですが、そんなに固くはないのでペンチとかラジペンで代用できます。左ハンドルだと右回しで緩みます。
六角ナットを完全に緩める前にハンドルが外れないように、こんな感じで手で押さえておきます。
ハンドルをそっと外します。黒い円盤が付いたスタードラグが出てきます。黒い円盤の下のスタードラグには極小バネと金属パーツが付いています。絶対に乱暴に扱わないように。床に落としたら小一時間探すはめになります。
このあたりの作業は慎重にやります。なぜならこのバネで飛んでくからw
ハンドルを外す作業はこれで完了。次はこのカバーを外します。今見えてる面の3個のネジを外します(まだカバーは取れません)
裏側にもう一つ同じネジがありまして、それを外すとカバーが取れます。
カバーを外すとメインギアもろもろが見えてきます。いやー、汚いです。メインギアは引っ張れば抜けます。恐らくグリスの粘着力でドラグ類もくっついてくると思います。
特にこのパーツは塩の固着が凄かったです。
メインシャフトを抜くなら、シャフトの裏側にあるEリングを外す必要があります。まぁ、メンテするだけなら抜かなくてもいいと思います。
メインギアは酷いことになってました。もっと早くオーバーホールしてあげれば良かったです。
内部をパーツクリーナーで綺麗にして、注油&グリスアップしたら組み上げていきます。
恐らく、この写真(★)が一番重要かと。基本的にはパーツを順番に乗せていくだけなのですが、スプールの逆転を防ぐ金具は円盤にはめ込む必要があります。ここをミスると後々おかしくなります。
角度を変えて見たところ。
メインギアを乗せた後、湾曲した2枚のワッシャをこの向きで重ねあわせて乗せます。
次に平べったいワッシャを入れたら、
カバーをかけます。
逆ネジになっているこのナットを入れまして、
スプリングを置きます。ここから先はパーツを飛ばさないようにしっかりと押さえながら。
スタードラグを乗せますが、前述の通り、極小のスプリングと金属パーツが入ってます。
スプリングはこのサイズ。これはまだいい。
これはさらに小さい。これらはスタードラグを回した時に『カチカチカチ』と心地良いサウンドを奏でてくれる部品です(万が一なくしてしまっても音がでないだけですが)
黒い円盤は、平らな方が上(というか外側)になるように乗せます。
あとはハンドルを乗せるだけ。
組み上げてみてうまく回らない場合は、★の写真のところがうまくできていないと思います。
まとめ
簡単です。もっと早くにオーバーホールしてあげればよかった。
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