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2014年2月24日月曜日

【ノウハウ】ソルティワンHGのオーバーホール

これ(↓)


いまカワハギ釣りに使っているのはシマノのソルティワンHG(左ハンドル)です。安いリールですが、ハイギアで左ハンドル、スーパーフリースプールで気に入ってます。釣行後に流水でじゃぶじゃぶ洗っているのですが、動きが固くなってきた感じがするのでオーバーホールしてみました。

簡単な構造のリールなのですが、初めてオーバーホールすると案外時間がかかります。
次にやるときのために、メモを残しておきます。

準備するもの。

 ・落ち着いたこころ
 ・ドライバ(小)
 ・Eリングオープナー(メインシャフトを外す場合のみ)
 ・ピンセット

分解開始。

ハンドルのネジのところを外します。

六角ナットが出てきます。スパナがあればいいですが、そんなに固くはないのでペンチとかラジペンで代用できます。左ハンドルだと右回しで緩みます。

六角ナットを完全に緩める前にハンドルが外れないように、こんな感じで手で押さえておきます。

ハンドルをそっと外します。黒い円盤が付いたスタードラグが出てきます。黒い円盤の下のスタードラグには極小バネと金属パーツが付いています。絶対に乱暴に扱わないように。床に落としたら小一時間探すはめになります。

このあたりの作業は慎重にやります。なぜならこのバネで飛んでくからw

ハンドルを外す作業はこれで完了。次はこのカバーを外します。今見えてる面の3個のネジを外します(まだカバーは取れません)

裏側にもう一つ同じネジがありまして、それを外すとカバーが取れます。

カバーを外すとメインギアもろもろが見えてきます。いやー、汚いです。メインギアは引っ張れば抜けます。恐らくグリスの粘着力でドラグ類もくっついてくると思います。

特にこのパーツは塩の固着が凄かったです。

メインシャフトを抜くなら、シャフトの裏側にあるEリングを外す必要があります。まぁ、メンテするだけなら抜かなくてもいいと思います。

メインギアは酷いことになってました。もっと早くオーバーホールしてあげれば良かったです。

内部をパーツクリーナーで綺麗にして、注油&グリスアップしたら組み上げていきます。

恐らく、この写真(★)が一番重要かと。基本的にはパーツを順番に乗せていくだけなのですが、スプールの逆転を防ぐ金具は円盤にはめ込む必要があります。ここをミスると後々おかしくなります。

角度を変えて見たところ。

メインギアを乗せた後、湾曲した2枚のワッシャをこの向きで重ねあわせて乗せます。

次に平べったいワッシャを入れたら、

カバーをかけます。

逆ネジになっているこのナットを入れまして、

スプリングを置きます。ここから先はパーツを飛ばさないようにしっかりと押さえながら。

スタードラグを乗せますが、前述の通り、極小のスプリングと金属パーツが入ってます。

スプリングはこのサイズ。これはまだいい。

これはさらに小さい。これらはスタードラグを回した時に『カチカチカチ』と心地良いサウンドを奏でてくれる部品です(万が一なくしてしまっても音がでないだけですが)

黒い円盤は、平らな方が上(というか外側)になるように乗せます。

あとはハンドルを乗せるだけ。

組み上げてみてうまく回らない場合は、★の写真のところがうまくできていないと思います。

まとめ

簡単です。もっと早くにオーバーホールしてあげればよかった。

2013年5月21日火曜日

ロープの加工

先日購入したロープ。
「さつま加工」という方法でロープの末端を輪っかにしました。やり方はGoogle先生に聞けば、いろいろなサイトが教えてくれます。便利な時代になったものです。


輪っかにしておけば、カラビナにひっかけるだけですみます。


と、ここまで加工したところで・・・
ボート釣りナビの作者様のブログによると油壺の定置網係留が微妙な感じに

油壺のボートはアンカーロープが短いことがあるので、延長ロープとして使おうと思います。

2013年4月3日水曜日

【エギング】PEとリーダーの結び方

エギングに限りませんが・・・
PEラインにはフロロカーボンのリーダーを結びます。その結び方、道具もいろいろですね。

私はこの方のやり方(↓)でFGノットを結びます。


ボート釣りにハマる前は、暗い砂浜でウェーダー着てルアーを投げてましたから、立ったまま、道具を使うことなく結べるこのやり方が一番でした。動きの制限されるボートの上でもこの結び方は便利です。

逆にこの方法しかわからないので、家でリーダーを結ぶときもロッドにリールをセットしてから結んでますw


リーダーを結び終わった後、余ったラインを切るのはこのライター型のラインカッターを使ってます。ハサミでもいいと思いますが、なんとなくこれを使ってます。

---(引用)---
  • ナイロン・フロロ・PE等、材質を選ばず簡単にラインカットが可能。
  • ラインカットと同時に結び目の抜け防止のコブを作成。
  • 余り糸の長さが簡単に調整可能。
ボウズ ラインカッター
http://www.bouz.net/products/linecutter/index.html

2013年3月14日木曜日

【カワハギ釣り】オモリをキラキラにする(後編)

六宝型オモリにアルミテープを貼ったらコーティングです。

まず最初に脱脂をします。アルコールで流すか、パーツクリーナーを吹きつけて綺麗にします。

乾燥している時期ですので、今回はセルロースセメントを使いました(セルロースは湿度が高い時に使うと白くにごります)。


その昔ハンドメイドルアーを作っていた頃の残りですので、溶剤が揮発してだいぶ濃い状態になってたものの、まだ使えそうでした(いっそ、カチコチに固まっててくれれば燃えるゴミに出せたのですが・・・)。

このセルロースセメントを消費し終わったら、次は百均のマニキュアを使うと思います。似たような成分だと思いますし、すぐ乾くし、安価だし、色も豊富ですしね。2液ウレタンやエポキシも手元にありますが、オモリだったらマニキュアで十分。

オモリをどぶ漬けして乾かします。溶剤が揮発するので外で乾かします。風の強い日に外に干しておいたら倒れてぐちゃぐちゃになってました。仕方ないので玄関に避難したら家の中がシンナー臭くなりました。久しぶりです、溶剤のニオイ(危険なので換気しましょう)。


どぶ漬けを何回か繰り返してコーティングを厚くするのですが、濃度が濃かったので3回もやっておけば十分そうです。


セルロースがツララのようになりますので、それをカットして完成です。実際に使うまではさらに1週間くらい乾燥させます。

とりあえず10個作りました(↓)。たぶん来シーズンもこれで持つでしょう。


さほど工数もかかってませんので、ロストしても惜しくないです。この手間暇とコストのバランスが大事ですね。

2013年3月13日水曜日

【カワハギ釣り】オモリをキラキラにする(前編)

久しぶりにポイント港南台店に行ったら店内が改装されてました。レイアウトが変わってしまったので端から端まで見ていたところ、六宝型オモリの無装飾タイプを見つけたので買って来ました。鉛色の味気ない無装飾タイプは入手難易度・高かと思いましたが、案外身近なところで入手できるようになりました(改装前は売ってなかったはず)。

六宝型オモリ 20号 462円@ポイント港南台店

六宝型 20号オモリ(5個入り)462円。1個あたり92円とお得です。自宅の鉛含有量がまた上昇してしまいました。

カワハギはキラキラしたものを怖がるどころか、好奇心旺盛に寄ってくるらしいです。なのでこの地味なオモリにアルミテープを貼り付けてキラキラにします。アルミテープは百均で売ってる一般的な物です。


ハンドメイドルアーで鍛えましたのでアルミ貼りは慣れたものです。六宝型は平面しかないのでなおさら簡単です。



上がアルミを貼る前、下がアルミを貼った後。写真だとわかりづらいですが、キラッキラです。

このままではすぐに剥がれてしまいますし、傷だらけになってしまいますので、次はコーティングを行います。

2013年2月4日月曜日

【ノウハウ】釣行後の糸の塩抜き

釣行後に欠かさずやることの一つにラインの塩抜きがあります。スプールを外して水につけても、ラインの奥の方は塩抜きできませんし、いつまでたっても乾かないような気がします。また、PEラインを巻きっぱなしにすると、ラインが固着してスムーズに放出されなくなることがあります。

使う道具は第一精工の高速リサイクラーです。ラインを買った時のスプールに巻き戻してもよいのですが、結局これも塩抜きには向きません。百均で売ってる穴のたくさんあいたペンケースを利用します。



高速リサイクラーはスプールを左右から挟み込む方式ですので、ペンケースを2個ドッキングしてスプールのようにします。幅が広すぎてもまずいので、ペンケースの片方はバッサリとのこぎりで切り落としてしまいます。さらに、高速リサイクラーの軸が通るように、穴をあけておきます。穴あけは、長い釘をガスレンジで熱してジューっとやった後、ヤスリで綺麗にすると簡単です。




ペンケースで作ったこんなスプールを3個程、作りおきしてます。このスプールにラインを巻き戻した後、水に漬けて塩抜きします。大口径の円筒に穴がたくさんあいてますので塩はよく抜けますし乾燥もまた早いです。


釣行前にリールに巻き戻します。



って、今みたら「高速リサイクラー2.0」というのがリリースされてますね。




2013年2月3日日曜日

【ノウハウ】リールメンテナンス・ワンウェイクラッチの洗浄

前回の釣行ではエギング用のリール(初代レガリス2506)がすこぶる不調でした。強めにエギをしゃくるとリールが逆回転してしまうのです。逆回転するとスプールにPEラインが、ぶわぁー、なって元に戻すのが大変。

逆回転をオン・オフするストッパーが緩んでたかなー、とか思ったのですが、ネットで検索すると、ワンウェイクラッチというパーツにグリスが付着するとそのような現象になるようです。

テスト方法
 ・ストッパーをオフにします
 ・ハンドルを逆向きに勢いよく回転させます
 ・ストッパーを戻します

正常であればストッパーを戻した瞬間にロックがかかります(勢いで順方向に回ります)。私のリールの場合は逆回転を続け、回転が遅くなってきてようやくロックがかかります。ワンウェイクラッチが被疑箇所で間違いありません。ワンウェイクラッチはパーツとしての取り寄せはできず、修理対応のみになっています。自分で洗浄するしかありません。

分解してみます。自分でオーバーホールしたときにグリスをスプレーしたのですが、どうやらそれが過剰だったようです。グリスがたっぷり付着しています。

これ(↓)がワンウェイクラッチですが、外側にグリスが付着しています。はっきりとは分かりませんが内部にも侵入しているのでしょう。

ペットボトルのキャップにワンウェイクラッチを入れて、パーツクリーナーで満たします。軽く揺すってキレイにします。

乾燥後、リール用のオイルを吹き付けてから、元通りに組み立てます。
もう一度、テストをしてみるとちゃんとストッパーを戻した瞬間にロックがかかるようになりました。

ダイワのレガリスは決して高級なリールではありませんが、その分、気軽に自分でオーバーホールできますし、調整していくうちに愛着が湧きますね。レガリス2004、レガリス2506、レガリス3000と3台も持っているのでした。